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【枚方市が新たな認知症対策】デジタルツールで早期発見を支援!

情報

大阪府枚方市は、認知症施策の推進に向けて、枚方市医師会と医療品メーカー「エーザイ」との三者協定を締結しました。この協定により、認知症の早期発見と早期支援を目指し、デジタルツール「のうKNOW(のうのう)」を導入します。

市民の健康を守るための新たな取り組みについて、詳しくご紹介します。

🧠 【デジタルツール「のうKNOW」とは?】

エーザイが開発した「のうKNOW(のうのう)」は、スマートフォンやタブレットを使って脳の反応速度や記憶力、注意力を測定できるトランプゲームのようなテストです。

  • 所要時間:約15分
  • テスト内容:画面上にトランプが次々と表示され、「はい」「いいえ」のアイコンを押して答える形式
  • 結果:脳年齢と、認知機能を3段階で評価

簡単に測定できるため、日常生活の中で手軽に認知症の兆候を確認することができます。

🎯 【対象者と利用方法】

✅ 初回テストの対象者

今年3月末までに、65歳、68歳、71歳になる枚方市民約1万3000人が対象となります。

  • 対象者には専用のコードが入った封筒が郵送されます。

✅ 40歳以上の市民も利用可能!

希望者は、申し込み制でこのデジタルツールを利用することができます。40歳以上の方も、早期の認知症対策として積極的に利用しましょう。

🔗 【認知症の兆候が見られた場合の支援体制】

枚方市では、認知症の兆候が見られる結果が出た利用者に対して、かかりつけ医や専門機関への相談・連携を行う仕組みを検討しています。

この支援体制の構築により、早期の医療的サポートを提供し、地域で安心して暮らせる環境を整えていく考えです。

🏛️ 【三者協定の概要】

✅ 協定締結の目的

  • 認知症の早期発見・早期支援を推進する
  • デジタルツールを活用し、市民の健康意識を向上させる

✅ 協定の期間

  • 当面は3年間の協定期間とし、期間内での成果を見ながら延長を検討します。

💬 【市議会公明党の提案が実現】

今回の認知症施策の推進は、市議会公明党のリーダーシップによって実現しました。特に、一原明美議員が2020年9月の定例会で、認知症予防に向けた包括的な支援体制の構築を求めていたことが大きな後押しとなりました。

🚶 【今後の展望】

枚方市では、デジタルツールを活用した認知症対策を皮切りに、さらなる健康施策の強化を目指しています。市民一人ひとりが健康意識を高め、早期のケアが行える環境づくりが進められていくでしょう。

枚方市役所
住所:大阪府枚方市大垣内町2丁目1番20号
時間:平日 9:00〜17:30
定休日:土・日・祝日
駐車場:あり(枚方市役所駐車場を利用可)
電話:0728411221
関連リンク:枚方市公式ウェブサイト

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