大規模災害に備える新たな試み
災害時の迅速な情報収集を目的に、枚方市と地元企業がタッグを組み、ドローンを活用した実証実験が行われました。実験では、災害時におけるドローンの実用性を検証し、より効果的な被害状況の把握を目指します。
実験の概要と成果
1月28日、枚方市役所の屋上からドローンを飛ばし、地震や災害発生時の被害状況をどのように映像で収集できるかを検証。
ドローンは最大高度150メートルまで上昇し、ズーム機能による詳細な映像と広域の俯瞰映像の両方を撮影しました。
実験では以下の点が確認されました
- 撮影範囲の広さと映像の鮮明さ
- 市内各地での映像収集可能性
- 被害状況を迅速に把握できる機動力
活用事例:能登半島地震からの学び
今回の実験に協力した企業は、昨年の能登半島地震で被害調査に携わった実績を持ちます。現地での経験を活かし、枚方市での災害対策にドローンを応用する取り組みが進められています。
担当者の声
枚方市危機管理部の中原良彰氏は、「映像の鮮明さと全体把握のスピードに驚きました。今後の災害対策で有効に活用できると感じました」と期待を寄せています。
災害対策に向けた今後の展望
枚方市はこの実証実験を基に、ドローンを活用した災害対策の具体化を進める予定です。地域住民の安全を守るため、迅速かつ的確な被害状況把握が可能な体制を目指しています。
店舗情報・詳細
項目 | 詳細 |
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住所 | 大阪府枚方市役所 |
実施日時 | 2025年1月28日 |
参加者 | 枚方市危機管理部、地元企業 |
駐車場 | 市役所駐車場を利用可能 |
電話 | 072-841-1221(枚方市役所) |
関連リンク | 枚方市公式サイト |
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ソース元